地方公務員の備忘録

10年目の地方公務員の生活を共有していきます。

【大切な話⁉︎】男性公務員の育児休業給付金について話します!

ご無沙汰しております。

また、忘れてしまっていたわけではありません。笑

育児をしながらの更新となると、本当に難しいんだな、ということがよく分かりました。

 

奥さんは産後、低血圧になったのか、朝が起きれず、体調が悪いということなので、朝は僕が基本ワンオペで育児しています。

 

朝、息子が寝てくれたら、その間にブログを書いたりしているのですが、なかなかうまく行かず、モヤモヤしています。笑

 

そんなことも育児の楽しみだと考えて、前向きに、できる時に、できるだけ情報発信をしていこうと思います。

 

さて、今回は、育休第三弾、お金に関わる話①ということで情報共有していこうと思います。

 

育休は本来、無給で休業し、育児に専念するというもの。

でもそれではなかなかお金の面でやっていけない、ということで、様々な手当が給付されます。

 

まずは、僕自身の育児休業給付金についてお話をしようと思います。

 

育児休業給付金について

男性は、出産にあたって給付される制度としては、育児休業給付金しかありません。

 

また、定期的に給付されるため、あまり貯蓄がなくても、給料をもらっているような感覚で受け取れるため、育休中のお金の面での不安が軽減される効果もあります。

 

ただ、いくらもらうことができるのか、いつ頃給付されるのか、などはどうしても一人ひとりで違うようで、情報をいくら探しても、「公務員の」育児休業給付金について触れている記事はありませんでした。

 

ですので、いつも言っていることですが、一例として僕が実際受け取ったスケジュール、おおよその額面を共有していこうと思います。

 

育児休業給付金の手続きについて

正式に育休に入るまでは、全く手続きはありませんでした。

僕の場合は、辞令に記されていた日にちよりも早くお休みに入りましたが、その期間も全く何も言われない。育休が正式にスタートすると、ようやく手続きの書類が職場から郵送されてきました。

(お金の全体像、スケジュール感など大まかなことをまとめて産後に教えてくれてもいいのになあ。)

 

その書類にあった説明では、毎月10日までに、地方公務員が所属している共済組合に郵送すれば、その翌月末には給付金が振り込まれる、とのことでした。

ただ、職場の事務員も書類に記入する欄があるので、10日より前に返送してもらえると嬉しいとのことでした。

 

書類については、そこまで難しいことはなく、調べないとわからないようなところは、職場の事務員があらかじめ記入してくれていたり、記入はしなくていいと言ってくれたりして、だいぶ簡単にできました。

 

育児休業給付金の金額について

民間と一緒で、給付される金額は、標準報酬月額の67%が最初の6ヶ月間。その後、50%に減額されて給付されます。

 

9月ごろに、給与明細とともに、標準報酬月額決定通知書のようなものが配布されていると思います。自分も育休に入る前に、もらっていた通知書の額をもとに計算をしてみました。

 

すでに給付金をもらって5ヶ月経ちますが、実際振り込まれた額は、月毎にばらつきがあれど、おおよそ元々計算していた額通りでした。

 

もっと詳しい話をすると、税金が引かれる前の額面で言うと、35万程度でした。その67%ですので、だいたい23万〜24万円程度振り込まれています。

 

民間との違いについて

育児休業給付金について、民間との違いが2点あります。

一つは、公務員は給付金は毎月振り込まれると言うこと。もしかしたら僕の共済組合だけかもしれませんが、奥さんは2ヶ月に一度なのに、僕は毎月振り込まれているという状況です。

 

二つ目は、公務員は毎月の額がバラバラであるということ。奥さんは、毎月この額振り込まれます、と詳しい決定通知書をもらうことができましたが、僕に関しては、全く明細書はなく、だいたい同じくらいの額が振り込まれている、という状況です。

(詳しい事情を知っている方がいれば教えてください。笑)

 

今回は、僕自身の育児休業給付金についてお話ししました。

お金に関して、生死に関わることなので(←大袈裟)、結構大切なことかなと思います。

 

早く給付金を受け取りたい方は、早めに手続きをすることをお勧めします。

 

次回は、奥さんの手当に関して共有していこうと思います。

ありがとうございました。

【手続きは】地方公務員の出産関連の手続きとは【多い⁉︎】

みなさん、こんにちは。

育休について、第2弾の記事です。

今回は、育休に関わる手続きについてお話ししたいと思います。

 

以前の記事でも触れたのですが、

育休の制度について詳しい説明はあっても、いつ頃に手続きして、

いつ頃お金が振り込まれるか、などの手順は千差万別なので、

なかなか情報が見つかりませんでした。

 

仕事やお金に関わる話なので、

自分の育休はちゃんと承認されたんだろうか、

育休中のお金はちゃんと振り込まれるんだろうか、

と当初は不安がつきませんでした。

 

情報数が増えれば増えるほど安心する人は多いと思いますので、

一個人の流れですが、読んで参考にしていただけると嬉しいです。

 

 

育児休業に係る手続きについて

出産までの手続き

出産までに行なった手続きはこれといってありません。

管理職に口頭で、育休を取りたい、

予定日は〇月〇日になりそうだ、としか伝えていませんでした。

 

産休を取る女性と違って、

確かに、生まれてみないと、実際休暇を取るのか、

いつから取るのか、など詳しいことがわからないですもんね。

 

出産後の手続き

出産後、出生届を役場か産院からもらい、

役場に提出することになると思いますが、

その際、母子手帳に出生届出済証明を書いてもらい、

職場に提出しました。

 

他にも、扶養手当や健康保険の手続き、

そして、児童手当の申込を行いました。

(児童手当については、詳しく後述します)

 

健康保険証は、この手続きの1週間後に職場に届き、

病院の手続きのため、病院に提出しました。

 

<追記 2023/2/5>

別の記事を書いていて思い出しましたが、

そういえば、もう一つ書類を提出していたことを思い出しました。

奥さんが子どもを扶養していない、という証明を、

奥さんの職場にしてもらうように言われました。

 

特に決まった様式はないようなので、

僕の職場の事務員が作ってくれたサンプルを

そのまま使い、奥さんの職場にもっていきました。

 

年末調整について

毎年、年末にやってくる年末調整ですが、

この時は、そんなにやることはありません。

 

2022年の年末調整は、ただ、16歳未満の扶養者に

名前や生年月日を書くだけでした。

 

6月にやってくる現況確認等がもしかしたらややこしいかもしれませんが、

まだ経験していないので、分かり次第お知らせしますね。

 

児童手当について

現在、話題沸騰中の「児童手当」ですが、

3歳までは1万5千円が各家庭に支給され、

その後、1万円になり、今のところ、

中学生まで支給される制度になっています。

 

児童手当制度のご案内: 子ども・子育て本部 - 内閣府

(詳しくはこちら↑)

 

総額およそ200万円もらえるので、

もらって損はないですよね。

(これで教育費が楽になるかと言ったら

全くそんなことはないですが…。)

 

さて、民間企業にお勤めの方は、

基本役場で手続きをして、市区町村から支給されるみたいなのですが、

公務員は、職場で手続きをして、職場の給料に含まれるようです。

 

育休に入ると、男性は、育児休業給付金以外の収入はないのですが、

児童手当を旦那さんが受給するようにしていると、

この手当だけは、給料として指定月に振り込まれています。

 

今回は育休に関わる手続きを取り上げました。

案外たくさんあるようで、そうでもない手続き量でした。

 

ただ、その裏では、事務員の方が相当大変な思いをされているのだと思うと、

頭が上がらない思いです。

 

次回は、育休中のお金について話したいと思います。

僕自身の育児休業給付金や、奥さんの出産手当金など、

出産に関わってもらえるお金について触れていきます。

 

また次の記事で!

 

【公務員の育休は取りにくい⁉︎】公務員の育児休業について

大変ご無沙汰しております。

ブログを開設したのが、2021年。

はや2年が経ってしまいました。

 

というのも、ぼちぼち忙しくしており、完全にこのブログの存在を忘れていました。笑

再開しようと決意したのは、今回のメインテーマでもある、

育休を取得したため。

 

公務員が育児休業を取得しようとすると、

どのような手続きが必要で、どのような障壁があるのか、

全く情報がなかったため、共有してみようと思いました。

 

調べてみると、民間の手続きや、給与の代わりとなる育児休業給付金の話、

豊富に出てくるのですが、こと公務員の話になると、

からきし検索には引っかかりません。

 

これから数回に分けて、

公務員の第1子の育児休業取得に関する情報を共有しようと考えています。

 

どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

育児休業を取得するまでの顛末

2022年1月 妊娠発覚

一年前から、子どもが欲しいね、と夫婦では話をしていました。

共働きでなかなかタイミングが取れない中、

奥さんに産婦人科に通ってもらいながら、医師の指導のもと、

妊活?をしていました。

 

僕自身も検査を受け、結果、色々な要因があり、

自然妊娠はなかなか大変かもしれない、

そろそろ次のステップに進むか、という話をしていました。

 

そんな頃、奥さんが妊娠検査薬を使ってみると、

まさかの陽性反応が!

奥さんの体調があまり良くないので、コロナに感染したか、

と心配していましたが、実は妊娠初期症状だということがわかりました。

 

産婦人科に行き、エコーでも確認してもらい、

無事妊娠がわかりました。

 

妊娠がわかる前から、僕自身が育休を取りたい、

と奥さんに伝えていました。

しかも、期間は1年間。

奥さんは、非常に驚いていました。

 

妊娠が発覚しても、この気持ちは変わらなかったので、

育休は奥さんと同時期に、1年間取ることにしました。

 

2022年2月 管理職に相談

ちょうど良いタイミングで、次年度の希望人事等に関わる面談を行う時期で、

管理職にすぐに妊娠したことを伝え、

1年間の育児休業を取得したいことも併せて知らせました。

 

実は、うちの職場は、男性でも育休を取っている人は多く、

期間は、半年や3ヶ月。

 

さすがに、1年間取った男性はおらず、

管理職も非常に驚いた様子でした。

 

しかし、ありがたいことに、取れるものは取りなさい、

と言ってくれました。

 

この時の管理職は、3月で定年退職の予定だったので、

改めて、年度が変わってから、新管理職に相談しなさい、

とのことでした。

 

どうしても、臨時採用などの人事の関係もあり、

はっきりといつから取得するか、などの具体には踏み込めませんでした。

 

2022年3月 組織内人事の発表

毎年、人事異動が発表された後、

組織内の人事(誰が何の役割をするのか)の発表が行われます。

 

あらかじめ、次年度は育休を取得すると相談していたので、

要職からは外されており、かなり配慮してもらった人事になっていました。

 

2022年4月 新体制での相談

新しい管理職が就任して、初めて面談を行いましたが、

結論としては、現段階では何もわからない、とのこと。

生まれてみないと、育休のスタート時期もわからないし、

臨時採用として誰かを配置してもらえるのかもわからないとのこと。

 

ただ、組織人事で配慮してもらっていたこともあり、

これまで5年かけて僕がやってきた業務は、

若手に引き継ぐことができるように配置してもらうことでできました。

 

4月当初からその人には申し訳ないのですが、

色々と、業務を伝え、夏明けには完全に引き継ぐことを、

ことあるごとに伝えていました。

 

今考えると、嫌な先輩だっただろうなあ。笑

 

2022年7・8月 本格的に動き出す

急に飛びましたが、ここまではこれといった動きはなく、通常運転でした。

強いて言えば、業務がほとんどなかったため、

比較的定時には帰宅することができていました。

本当にありがたかった。

 

7月の終わりになると、管理職も次第に本格的に動き始め、

「本当に育休一年取るんだな」という確認がありました。

代わりを本格的に探し始める、ということも聞きました。

 

また、予定日が9月だったことと、臨時採用の半期の契約が

9月末に切れ、10月から新たな半期が始まることから、

この時に相談して決定した育休開始は、10月1日でした。

 

管理職曰く、人事にあらかじめ開始時期を伝え、

出産したら実際に人事異動通知書を作成し、正式決定になるとのこと。

 

2022年8月 出産

まさかのまさかですが、予定日が9月なのに、

ちょうど1ヶ月早く生まれてしまう、という驚きの事実。

 

詳細はまた別の記事に書こうと思いますが、

出産時に奥さんが謎の大量出血になり、別の病院で手術。

 

こんなまさかの出来事もあり、急遽、有給を取りました。

 

その後、母子ともに落ち着いたので、職場に戻り、

今後の動きについて、管理職と相談しました。

 

奥さんの体調が心配で、早めに休みに入りたい、

と相談すると、管理職が業務を配慮してくれ、

特別休暇と有給休暇を消化して、9月の半ばから育休に入ることができました。

 

ことの顛末を全て話そうとしたら、長くなってしまいました。

 

「育児はイレギュラーの連続」と良く言いますが、

まさか出産からイレギュラーとは思いませんでした。

 

実は残念なことに、このブログを書いている今も、

臨時採用などの代わりは見つかっていない、とのことでした。

 

大変申し訳ない気持ちでいっぱいなのですが、

子どもとの日々はかけがえのないものだと思いますので、

精一杯育児に参加して、復帰後に恩返しをしていこうと思います。

 

制度としては、育休はあるものの、

職場の人間関係や、業務の割り振りなどでなかなか取りづらいところです。

 

そんな中、公務員の、しかも男性向けの情報がない、

というのは、さらに育休取得のハードルを高めるものだと思いましたので、

このような形で情報提供させていただきました。

 

これから、更新頻度は上げていきたいので、

ぜひ、次の記事もお待ちいただければと思います。

 

長文、読んでいただき、ありがとうございました。

【公開!】地方公務員の7月の家計簿

初めまして。

地方公務員のけーと申します。

 

この度、ブログを開設して、月の家計簿を記録していきたいな、

と考えております。

 

目的は、備忘録としての記録です。

なかなかないかもしれませんが、誰かの参考になると嬉しいです。

 

 

さて、まずは大前提として、世帯状況などについて紹介します。

 

自己紹介

年齢:30歳

職業:地方公務員

世帯:夫婦(子なし)

居住地:中四国地方

 

昨年の冬に結婚したばかりの新婚夫婦です。

奥さんは、民間企業で働いており、最近給与形態が変わり、

大幅に収入アップしました。

 

コロナ禍の中、非常にありがたい話です。

 

さて、自己紹介もほどほどに、早速収入をご紹介いたします。

 

収入

  • 給与:¥559,681(夫:¥267,146、妻:¥297,837)
  • その他:¥88,953

 

収入合計:¥648,634

 

公務員の給与は、ご存知の通り、年功序列なので、

伸び代もあり、安定しているところがいいところかな、と。

 

でも、奥さんの民間企業の力はやっぱりすごいです。

収入アップは勤労意欲にも直結しますしね。

 

実際奥さんも、最初は子供ができたら早めに退職を、

と考えていたようですが、こんなにもらえるのなら、

満更でもないようです。(何様、って突っ込まないでくださいね笑)

 

「その他」の内容ですが、

30歳を迎えた、ということで、互助組合の方から、

お祝い金をいただくことができ、

おかげさまで家計が潤いました。笑

 

支出

  • 食費:    ¥63,554
  • 日用品:   ¥25,207
  • 趣味・娯楽: ¥76,307
  • 交際費:   ¥6,877
  • 交通費:   ¥2,130
  • 健康・医療: ¥1,000
  • 自動車:   ¥9,655
  • 教養・教育: ¥8,280
  • 現金・カード:¥22,743
  • 水道・光熱費:¥17,361
  • 通信費:   ¥39,619
  • 住宅:    ¥69,972
  • 保険:    ¥5,698
  • その他:   ¥4,785

 

支出合計:¥353,188

 

特筆すべき項目のみ、特徴を書いていこうと思います。

 

食費

食費については、外食も含め、

大体このくらいの金額です。

 

夫婦2人でこんだけの額は、

少し多いのかな、と思いますが、

純粋に食料品だけで見ると、

3万円を下回っている状況なので、

いいのかな、と。

 

食べるものはケチりたくないので、

気にしていません。

 

日用品

生活に必要なものを入れています。

いつもは、1万5千円くらいなのですが、

今月はストックしていたものが、

全てなくなってしまい、まとめ買いをしました。

 

来月は低くなるかな?

 

趣味・娯楽

私たち夫婦は、この趣味・娯楽に互いのお小遣いを入れています。

今月まで、お互い3万円ずつがお小遣いでした。

 

しかし、毎月足りなくなったり、

奥さんの収入が爆上がりしたこともあり、

再来月からお互い5万円に増やそうと考えています。

 

現金・カード

この項目には、奥さんの奨学金とローンを入れています。

毎月定額で支出されていきます。

 

通信費

この項目が、無駄な出費を産んでいる諸悪の根源です。

なんとかしたいんですが、如何ともしがたく、

この額が毎月支出されています。

 

何が含まれるかというと、

携帯代、サブスク代が入っています。

 

携帯が夫婦で2万5千円ほどかかっており(機種代含む)、

ahamoや楽天mobileなどの乗り換えを検討しています。

 

ただ、iPadを携帯回線で運用していて、

docomoからの脱出が図れずにいます。

 

また変化があれば、お伝えします。

 

収支

¥295,446

(うち貯蓄 ¥290,000)

 

今月はボーナス時期をのぞいて、

一番プラスの額が大きかった月です。

 

奥さんの収入増が大きな要因です。

 

貯蓄にほとんど回すことができました。

収入に占める貯蓄率は、45%でした。

 

この額のうち、27万円を預金、

残りをiDeCoや積立NISAに回しました。

 

収入が増えたので、投資の増額も検討しています。

結婚したばかり、と言うこともあり、

まだ、生活防衛資金が準備できていないため、

現金貯蓄に大きく金額を割いています。

 

これからある程度現金が確保できれば、

投資へシフトしていきます。

 

終わりに

この度初めてブログで家計簿の公開に踏み切ったわけですが、

こうしてつらつらと書いてみると、

分析ができていい振り返りになるな、と感じました。

 

家計簿の締め日を19日にしている関係で、

2ヶ月前(7/19〜8/18)の家計簿になってしまいましたが、

また今週末に締め日がやってきますので、

近いうちに、今月分の家計簿をまた公開したいと思います。

 

まずはご覧いただき、ありがとうございました!